多民族芸能楽団 わたら
かつて 渡り来たもの
やがて 渡り行くもの
信仰のふるさとチベットの祈りの唄と
遊牧民の駆ける二胡。
悠久のシルクロードを旅する踊り子。
韓国の農楽と躍動するチャンゴのリズム。
そして日本の魂の響き和太鼓。祭囃子を飾る笛の音。
時を越えて愛されてきたアジアの
民族音楽や踊りたちが
舞台の上で長い旅の記憶を
語りあい、混ざりあい、笑いあう。
その先がどれだけ遠い道のりになろうとも。
渡ってゆきなさい。
この世界を。
テンジン クンサン /Tenzin kunsang
〈チベット伝統楽器奏者〉
チベット伝統音楽を学び、ダムニエン、バンスリ、打楽器など習得。伝統曲だけにとどまらず、オリジナルの曲も演奏する。チベットに伝わる物語をオペラで表現したり、チベタンダンスなども得意とする。チベット高原に響き渡るような歌声は聴く人の魂を揺さぶる。
チェ ジェチョル/崔 在哲
〈韓国太鼓奏者〉
ソルチャング(韓国太鼓の独奏)の演奏を軸にして、伝統音楽、現代音楽の垣根を越えて様々な場面で活躍中。仙波清彦&カルガモーズ、琴鼓’n管(キンコンカン)に所属。2009年より日本と韓国の文化に触れる旅「Chango Walk」を始める。「歩く生活、歩くリズム」を求めて、東京~京都(2009)、京都~博多(2010)、東京~韓国「星州」(2015)までの道のりを太鼓を叩いて歩き進んだ。
http://choijaechol.wix.com/changowalk
立石 雷
〈篠笛 能管 和太鼓奏者〉
滋賀県高島市出身。 小学5年生からドラムを始める。 高校生時代メキシコに留学。 2011年、佐渡を拠点に世界で活動する太鼓芸能集団「鼓童」に入団。 篠笛を太鼓芸能集団「鼓童」名誉団員、山口幹文氏に師事。 2013年には人間国宝坂東玉三郎主演舞台「アマテラス」で共演。 日本、海外で多くの公演に参加した。 2015年、鼓童から独立し、姉と「stands」というユニットを結成。 古民家宿経営、音楽活動、イベント企画と多岐に渡り活動中。
富木 えり花
〈ダンサー〉
学生時代に身体表現に興味を持ちストリート•コンテンポラリー•アフリカンダンスなど様々なジャンルのダンスを経験してゆくうちに、ダンスとアニミズム•シャーマ二ズムの関係に深く惹かれ、世界の伝統的な民族舞踊に出会うためアジア•ハワイ•中東へ旅に出る。 2009年パリ・シャトレでのエキシビジョンを皮切りにソロダンサーとしての活動をスタート。京都•松尾大社、滋賀・佐佐貴神社、兵庫・斑鳩寺など神社仏閣での奉納演舞や、様々なアーティストと共に海外ツアーを巡る。 全米ヨガアライランス認定講師。
http://www.fukierika.com/