○ハァー北海名物(ハ ドシタドシタ) 数々コリャあれどヨー(ハ ソレカラドシタ)
おらがナーおらが北海道の(国さの)コーリャ ヤレサナー(または ソレサナー)盆踊りヨー(ハァ エンヤーコーラヤ ハァドッコイジャンジャンコーラヤ)
※以下、掛け声同様
○ハァー五里も六里も 山坂コリャ越えてヨー 会いにナー 会いに来たのにコーリャ ヤレサナー帰さりょかヨー
○ハァー波の花散る 津軽のコリャ海をヨー 越えてナー 越えて蝦夷地へコーリャ ヤレサナーいつ来たかヨー
○ハァー主が歌えば 踊りもコリャしまるヨー 櫓ナー 櫓太鼓のコーリャ ヤレサナー音も弾むヨー
○ハァー浜は大漁で 砂利までコリャ光るヨー 姉コナー 姉コ年頃コーリャ ヤレサナー肌光るヨー
○ハァー歌えはやせよ(踊れよ) 叩けよコリャ太鼓ヨー 月のナー 月の世界にコーリャ ヤレサナー届くまでヨー
○ハァー来た十七 つぼみのコリャ頃にヨー 今はナー 今は二十一コーリャ ヤレサナー花盛りヨー
○ハァー花の盛りを 紅鉄漿(べにかね)コリャ忘れヨー 開くナー開くトド山コーリャ ヤレサナーガンピ山ヨー
○ハァー恋の大沼 情けのコリャ小沼ヨー 燃ゆるナー 燃ゆる思いのコーリャ ヤレサナー駒ヶ岳ヨー
○ハァー盆が来たのに 踊らぬコリャ者はヨー 木仏ナー 木仏金仏コーリャ ヤレサナー石仏(いしぼとけ)ヨー
○ハァー姉コよい娘だ 踊りもコリャ上手ヨー 婿にナー 婿に行こうかコーリャ ヤレサナー嫁にしょかヨー
○ハァー踊り揃うて 輪になるコリャ頃はヨー 月もナー 月も浮かれてコーリャ ヤレサナー丸くなるヨー
○ハァー踊り踊りたし 踊り子コリャ見たさヨー 濡れてナー 濡れて見たさにコーリャ ヤレサナー来てみたさヨー
○ハァーちゃんこ茶屋の嬶 酒出せコリャ酒をヨー 酒のナー 酒のお酌にコーリャ ヤレサナー娘出せヨー
○ハァー小樽晴れても 高島コリャ曇れヨー 曇りゃナー 曇りゃ大漁がコーリャ ヤレサナー続くわけヨー
○ハァー踊り踊る子が なぜ足袋コリャはかぬヨー はけばナー はけば汚れるコーリャ ヤレサナー褄切らすヨー
○ハァー沖でどんどは 波音コリャ瀬音ヨー 陸(おか)でナー 陸でどんどは コーリャ ヤレサナー樽ばやしヨー
○ハァー月の夜でさえ 送られコリャたのにヨー 見放ナー見放されたかコーリャ ヤレサナー闇の夜にヨー
○ハァー櫓太鼓も 夜空にコリャ響くヨー せめてナーせめて今宵はコーリャ ヤレサナー夜明けまでヨー
○ハァー嫁も姑も 孫子をコリャ連れてヨー 踊るナー踊る手振りにコーリャ ヤレサナー輪が開くヨー
○ハァー囃子太鼓に 手拍子コリャ揃えヨー 櫓ナー 櫓囲んでコーリャ ヤレサナー盆踊りヨー
○ハァー今年豊年 案山子でコリャさえもヨー 揺れるナー揺れる穂並みにコーリャ ヤレサナーひと踊りヨー
○ハァー会いに来たのに 亀田のコリャ祭りヨー なぜにナー なぜに邪魔するコーリャ ヤレサナー人の波ヨー
○ハァー踊り見に来て 踊りのコリャ中にヨー いつかナー いつか手を振るコーリャ ヤレサナー浴衣がけヨー
○ハァー俺もお前も 道産子コリャ同志ヨー と言うてナー と言うて鰊のコーリャ ヤレサナー子ではないヨー
○ハァー空の星さえ 夜遊びコリャなさるヨー わしもナー わしも夜遊びコーリャ ヤレサナー無理もないヨー
○ハァー盆の踊りに つい見初コリャめられ 嫁にナー 嫁にくれとはコーリャ ヤレサヨー恥ずかしやヨー |